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最適な価格 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

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メーカー 035356ebb5442 発売日 2025-03-31 00:07 定価 9500円
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最適な価格 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句

古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像1 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像2 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像3 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像4 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像5 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像6 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像7 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像8 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像9 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本_画像10
26.7×18㎝

【題箋】
  『栄雅抄此?壱?序在 古今和歌秘註 序一』
  『栄雅抄序下續    古今和歌秘註 序二』

【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和20年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の俳句等 4枚 B⑤ 茨城県石岡市高浜 240302 古文書。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。塚本邦雄 悦楽園園丁辞典 初版函 帯付きは稀 薔薇十字社 横山明装。
*****************************************************
序一
 【内題】古今和歌集秘註
 序一
    序1丁
    本文
     01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
            ↑
            ↓
     28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏~62丁裏
*****************************************************
序二
      29しかあるのみにあらす 2丁表
            ↑
            ↓
      84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表~59丁裏
      
    追加
     01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
     ↑
           ↓
                                                                                                              16立田川もみち葉なかる  63丁裏
    
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
 『伊勢物語 51段』
 『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
 植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
          ~「『へ』←→『ゑ』。斎藤茂吉草稿(歌稿)。仮名遣いの指摘?」~
********************************************************************
【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分(全84項目)を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。赤彦全集 10巻セット。参考にされたい。A4/日本歌語事典 佐佐木幸綱 大修館書店 初版。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和20年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の俳句 3枚 ⑤ 茨城県石岡市高浜 231222 古文書。
                (若干の間違いはご容赦を!)

古今和歌集仮名序                    
                        ~ 一 ~

01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、

02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。定家卿歌鷹三百首 文化13写。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。今田梅栄/小室万吉 編『梅栄句集』小室万吉 昭和9年・非売品 京都・丹後俳壇 宮津の醤油醸造元 巴明、勢河、梅榮の三代句集。

03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。25冊セット 前登志夫 関連本 角川書店 岩波書店 ながらみ書房 本阿弥書店。

04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。い53-051 現代歌人北海道風土記 一九九二年九月十二日初発行。

05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける(時)よりいできにけり。定本近藤芳美歌集 特別愛蔵版限定百部 毛筆歌署名入/近藤芳美/短歌新聞社。

06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、

07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。☆★久保田万太郎全句集/「嘆かひの詩人」万太郎俳句の全貌★☆。

08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。[俳諧] 穂長集 安政4年(序文参照)★ko2.79。

09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。歌集 眞珠貝/中原綾子 石井鶴三装(伊上凡骨木版)/新潮社。

10 33表 かくてぞはなをめで、

11 33表 とりをうらやみ、

12 33表 かすみをあはれび、

13 33裏 つゆをかなしぶ

14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。m※  芝居の窓 水原秋櫻子集 昭和57年刊行 水原しづ子発行者 非売品   /mb2。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。青々句集妻木 冬・夏・秋 3冊/松瀬青々/春俎堂・宝船発行所。

15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。40 芭蕉の作品と伝記の研究~新資料による~ 村松友次著。

16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、

17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、(て)ならふ人のはじめにもしける。悦目抄 1冊 正保二(1645)年五月 後印 藤原基俊(偽)作。

18 42表 そも歌のさまむつなり。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和20年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の短歌 3枚 東京空襲 茨城県石岡市高浜 231221 古文書。からのうたにもかくぞあるべき。b7-3(柘榴 限定版 150部)肉筆歌入り 塚本邦雄 須田敏夫 政田岑生 書肆季節社 1978年 塚本邦雄瞬篇小説 天金装 函入り 文学。 
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。0024616 俳句 句会 句集 直筆 活字 2冊 明治20ー30年頃 大分県日田市。

20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。☆墨筆歌入署名本 『悦楽園園丁辭典』塚本邦雄;薔薇十字社;1971年:初版函帯付;函;元パラ付*帯文;種村季弘;優美なる屍体が飲む目も彩な美酒。

21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。中原道夫句集第一句集から八冊一括『蕩児』『顱頂』『アルデンテ』『銀化』『歴草』『不覚』『巴芹』『緑廊』 署名4冊含/富士見書房 他。

22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。K3C2-240528 レア[現代俳句作者家紋集 文芸出版社]青柳花泉 黒川つる子。

23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。永田耕衣書簡。

24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。二代中村芝鶴 俳句 草稿。

25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。※南天荘同人會詠草(自253回至262回)井上通泰=姫路市元塩町生・桂園派歌人国文学者・石・神真楊流柔術家 文芸和歌古書 昭和8年。

26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。B3/新編 川柳大辞典 粕谷宏紀 初版。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。岸本尚毅句集 感謝。

27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。はりかへ障子~ 鳥羽田の巻~ 平井右平編著。

28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。胡蝶夢 限定版60部 署名入/坪野哲久/不識書院。

*******************************************************************
                        ~ 二 ~

29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、

30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、

31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、

32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、

33 04表 まつむしのねにともをしのび、

34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、

35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、

36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。されど遊星 特装版180部 毛筆歌落款入/塚本邦雄/人文書院。

37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、

38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、

39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、

40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、

41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、

42 09裏 したしかりしもうとくなり、

43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、

44 10裏 野なかの(し)みづをくみ、

45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、

46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、

47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、

48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、

49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。鷹三百首和歌 藤原良経著 写本。

50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。芭蕉談花屋實記 一名翁反古文 上下合綴 写本。

51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。富安風生 俳句。かの御時に、おほきみ(み)つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。K3C3-240530 レア[トンガリ笠はわれの冠 升岡弥一歌集 昭和27年]盆だてがんね はたらくな。

52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。三橋敏雄全句集 増補版/三橋敏雄/立風書房。

53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。歌集 植物祭 初版 献呈署名入/前川佐美雄/素人社書屋。

54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。和本「俳諧歳時記新栞草」春夏秋冬全4冊揃 小本 絵入 明治15年 俳句 俳人 短歌 季語 伝統 古書。うたにあやしうたへなりけり。松田修歌集 装飾古墳 初版 カバー。

55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。『火門集』阿部青鞋句集●阿部青鞋著/八幡船社●昭和43年発行●全191P●検)限定歌集続配本俳人選集現代俳句。 

56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。坪内稔典句集<全> 署名入/坪内稔典/沖積舎。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本。

57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。[俳諧] 暮柳発句集 巻一 暮柳舎希因著 後川撰 明和3年序★ko2.88。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。♪林田紀音夫処女句集『風蝕』昭和36年初版函元セロ付 十七音詩の会。 

58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。【落暉 長司春湖】明治44年発行/岡本一平:木版/與謝野寛:序/川瀬書店。

59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。訳註・藤原定家全歌集・上下・久保田淳・拾遺愚草を中心に現在知られる定家のすべての和歌の注釈を試みた/後鳥羽院と定家研究・田中裕/3冊。

60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。E1/せびたれ 金子緑滝。

61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。『安立スハル 全歌集』この梅生ずべし●コスモス叢書/柊書房●2007年●検)短歌俳句和歌歌人詩人高野公彦絶版希少。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。E1/此ほとり 一夜歌仙評釈 中村幸彦 角川書店。

62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。万葉史の論・笠金村・梶川信行/万葉緯・万葉集古註釈大成/万葉集百首歌の研究・山口正・百首あれば万葉集の特色もわかる/3冊/定価29000円。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。塚本邦雄 愛蔵版 清唱千首 冨山房 毛筆識語落款 初版帯函。

63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。高柳重信全句集 毛筆署名入/高柳重信/母岩社。

64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。俳聲叢書 夏爐冬扇   編者: 松田寅熊  発行所 :俳聲発行所  発行年月日 : 明治34年6月24日。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。♪上田三四二第一歌集『黙契』昭和30年初版カバー付。

65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。馬の首 玉城徹歌集 阿部正路書込本/玉城徹/日本文芸社。

66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。[俳諧] 梅室附合集 上下巻 2冊 西南 菊所・編輯 東都 金堂★ko2.61。あはれなるやうにてつよからず。蕉門珍書百種 和露文庫 全7冊揃。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。衆妙集 玄旨(細川幽斎)著 写本。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和20年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の俳句 4枚 ④ 茨城県石岡市高浜 231222 古文書。

67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和20年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の短歌 3枚 茨城県石岡市高浜 231221 古文書。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。堀河院艶書合中巻『詞花懸露集巻第一』。

68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。『水原秋桜子『1大和へ熊野へ 2師友懐古 3鳥影花影 4旅吟旅話 5浅宵俳句談』限定158/200 各巻に著者染筆一葉入』。

69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。[俳諧] なこり月(大祥忌追善正式之俳諧) 安政3年序 米女、太乙居士、而后★ko2.81。

70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも

71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを(も)おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、

72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、 

73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、

74 52表 ほとゝぎすをきゝ、

75 52表 もみぢをゝり、

76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、

77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、

78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、

79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、

80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。尾崎士郎色紙。

81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。俳諧百一集 写本。

82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。和歌作法 写本。

83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。左千夫全集 全9巻 伊藤左千夫。

84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和20年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の正月俳句 2枚 ③ 茨城県石岡市高浜 231222 古文書。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。4145 故事成語考 獺祭書屋主人 直筆 獺祭魚夫 正岡子規 明治 和本 唐本 古書。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを(も)しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。☆意志表示 岸上大作 作品集 ★貴重 (意思表示・短歌集・評論・詩・文学)。
********************************************************************

追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの 
  なかぬかきりはあらしとそ思ふ

02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
  袖ふりはへて人の行らん

03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
  雪とのみこそ花はちるらめ

04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
  世をうち山と人はいふ也

05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
  夢としりせはさめさらましを

06 62表 深山には松の雪たに

07 62表 我衣手に雪はふりつゝ

08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは

09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに

10 62裏 たけがり

11 62裏 すみのえのきしによるなみ

12 63表 袖ひちてむすひし水の

13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の

14 63裏 植しうへは秋なきときや

15 63裏 たつた川もみちみたれて

16 63裏 立田川もみち葉なかる   


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【参考】 14「植しうへは秋なきときや」

※『伊勢物語』 五一段(植ゑし植ゑば)

昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
  植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
  花こそ散らめ根さへ枯れめや

※『古今和歌集』 巻五 秋歌下 

 人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平  
268  植ゑし植ゑば  秋なき時や  咲かざらむ  
  花こそ散らめ  根さへ枯れめや
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【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。加藤郁乎草稿。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。斎藤和雄オリジナル版画付『句集 出イクヤ記 加藤郁乎 限定21/30部』天眼社 昭和49年。

※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。晨遊帖 限定25部 肉筆本/塚本邦雄/書肆季節社。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。句集 遠い雪/林俊博/的場書房。
※梱包材の再利用に努めています。KK58-035 藤田湘子全句集 藤田湘子 角川書店 ※汚れあり。ご理解下さい。俳諧集冊類 [諸国到来任遅速 絵入] 文政4年(文政辛巳) 松井忠蔵(大阪心斎橋)★ko2.62。

 

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